Audio / Music Hi-Res VGP2022 ポータブルアンプ

USB-DAC内蔵ハイレゾ対応ポータブルアンプおすすめ6選!|VGP2022受賞!

2021年12月10日

USB-DAC内蔵ハイレゾ対応ポータブルアンプおすすめ5選!|VGP2022受賞!

スマホでAmazon Music Unlimited の「最大” 192kHz/24bit " ハイレゾ音源」を余すことなく楽しむためには、対応イヤホンとUSB-DAC が必要です。

この記事では、筆者がおすすめするUSB-DAC内蔵ポータブルアンプで、VGP2022 を受賞したもの6選を紹介します!

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Amazon Music Unlimited やApple Music のお陰でスマホでハイレゾ音源を聴いている人が増えたものの、2020年のポータブルアンプ新製品はコロナの影響もあってか不作の年でした。

そのリバウンドのように2021年後半のポータブルアンプ新製品は結構豊作で、特にiFi audio の快進撃が止まらない様相だった感があります。

2万円台のお手軽なものからハイレゾマニアを唸らせる中・高価格帯のものまで幅広いラインナップを揃えてきたiFi audio は、「USB-DACを選ぶのならiFi audio で」と存在感を示したと思います。

それではハイレゾジャンキーの筆者が実際に聴いて納得した「おすすめできるUSB-DAC6 選」を紹介していきます!

iFi audio xDSD Gryphon

xDSD Gryphon

主な特徴

主な特徴

(デジタル部)

  • バーブラウン製マルチビットDACチップ
  • 32bit/768kHz対応(USB入力時)
  • XMOS16コアプロセッサによるネイティブDSD512、MQAフルデコード対応
  • 先進のQCC5100シリーズチップセットを使用したBluetooth5.1搭載(対応コーデック:aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC)
  • エイシンクロナスUSB、S/PDIF(3.5mm同軸、光丸)入力

(アナログ部)

  • 低域増強機能XBass+、音場補正機能XSpace搭載
  • ヘッドフォンや音楽に合わせて音質調整が可能
  • 複数フィードバックループを最適化するiFi独自の「OptimaLoop」回路搭載
  • バランス・フルディフェンシャルでありがなら、シグナルパスを最短にし、部品点数を少なくすることで伝送ロスを最小化したiFi独自の「PureWave」回路搭載
  • 超低ノイズでありながら、1000mWのハイパワー出力

(その他)

  • フルバランス4.4mm、S-Balanced 3.5mmアナログライン入出力、及びヘッドフォン出力
  • iEMatch機能内蔵
  • ヘッドフォン/イヤフォンの感度を自動検出し、感度にあわせて出力パワーを調整する機能を搭載
  • ローノイズなOLEDディスプレイを備えたアルミニウム筐体

聴いてみた感想

聴いてみた曲はこれ。

聴いてみた感想ですが、

☆「もうxDSD Gryphon しか勝たん!」☆

です。

「素晴らしい」としか賞賛する言葉が見つかりません。☆大優勝です!☆

語彙力を奪われる程の圧倒的なバランス接続サウンドです!

セパレーションがもの凄く美しいです!

この製品はVGP2022 が発表されてからリリースされたiFi audio のUSB-DAC なのですが、VGP発表前にリリースされていたら間違いなく金賞を受賞していた程の超優秀なUSB-DAC だと思います。

見た目はxDSD (VGP2022 受賞)と酷似していますが中身は全くの別物です。

xDXD Gryphon のサウンドは音の粒立ちや密度が高く、広いレンジにギャングエラーも一切なく繊細な表現が巧みで、S/N比が高く雑味のないクリアな点が特徴です。

本体価格はちょい高めですが、価格性能比で言うならば、現状最高峰のサウンドを体験できるポータブル/ 据え置き型兼用USB-DAC だと確信します (5年間毎日使って45.2円/日)。

4.4mmペンタコン出力と3.5mm S-Balanced出力に対応しており、機器裏面にある「iEMatch」セレクターで4.4mm/ 3.5mm の出力先を選択すれば、自動的にヒスノイズをカットしながらそのイヤホンに最適化し、最大限のパフォーマンスを引き出してリスニングすることができます。

入力端子はUSB-C 、S/ PDIF デジタル端子に加え、4.4mm バランス・3.5mm シングルエンド入力が搭載されています。

新しく搭載されたOLED ディスプレイで音源のアップサンプリング状況を確認できるようになったのは嬉しいポイントです。

またXSpace やXBass Ⅱ のオンオフをOLED ディスプレイで視認できるようになりました。

XSpace で形成される広大で奥行きのある音場とXBass Ⅱ で地を這うような低音域がハートを鷲づかみにして離してくれません!思わずニヤけてしまいます。

またLDAC 等のハイレゾワイヤレスに対応しており、対応スマホ(Android 8 以降)や対応DAP とペアリングする事で、ワンランク上のハイレゾワイヤレスオーディオをリスニングすることができます。

サイズはiPhone X と重ね持ちしてちょうど良いサイズ感です。

xDXD Gryphon の重量は215g ととても軽量なので、単体で持ち運ぶのも重ね持ちで移動するのも苦になりません。

外出先で聴く時はスマホをバックの中に入れたままxDSD Gryphon とLDAC で接続して有線イヤホンでハイレゾリスニングを楽しみ、部屋で聴く時はPC/ Mac と接続して768kHz/ 32bit にアップサンプリングされた音源を興奮して聴くことが出来ます。

実際にMac Pro でYouTube を試聴した際、16bit/ 44kHz の音源が32bit/ 768kHz にアップサンプリングされる高音質化が確認できました。

このアップサンプリング768kHz/ 32bit は、DENON PMA-60SP でも不可能です。

これこそ据え置き型でもポータブルでも聴けるという所以です。

スマホでこれだけ高音質なバランス接続でのリスニングができるのであれば、SONY WALKMAN などのDAP の購入も視野に入れるべきだと感じました。

やはりスマホでの再生は、デジタルオーディオプレーヤーでの再生の足下にも及ばないからです。

音が良い!本当に音が良い!文句の付け所がない!これでUSB-DAC 選びで悩む問題は解決!優勝!☆

買う時に少しだけ勇気が要る

仕様

仕様

入力:

  • Bluetooth 5.1 (aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA, AAC, SBCコーデック)
  • USB-C、S/PDIF同軸(3.5mm)/光(丸端子)
  • ライン入力(フルバランス4.4mm, シングルエンド3.5mm)

対応フォーマット:

  • DSD512/256/128/64
  • PCM 768/705.6/384/352.8/192/176.4/ 96/88.2/48/44.1kHz
  • MQAフルデコード対応(~352.8/384kHz)
  • Bluetooth(~96kHz)
  • DACチップ:バーブラウン製DACチップ
  • バッテリー:USB-C充電(BC1.2準拠、最大1.9A給電)

ラインセクション

  • 出力電圧:バランス6.7V(可変)、シングルエンド3.5V(可変)
  • 出力インピーダンス:バランス200Ω以下、シングルエンド100Ω以下
  • S/N比:バランス110dB(A)以下、 シングルエンド110dB(A)以下
  • THD+N:バランス0.007%以下、シングルエンド0.015%以下

ヘッドフォンセクション

  • 出力端子:バランス4.4mm、シングルエンド3.5mm
  • 出力パワー:バランス>1000mW @ 32Ω、>74mW @ 600Ω、>6.7V max. @ 600Ω
  • シングルエンド>320mW @ 32Ω、>40mW @ 300Ω>3.5V max. @ 600Ω
  • 出力インピーダンス:バランス1Ω以下、シングルエンド1Ω以下
  • S/N比:バランス116dB(A)以下、シングルエンド115dB(A)以下
  • THD+N:0.005%以下(1V@16Ω)
  • サイズ:123x75x19 mm
  • 重量:215g
  • 保証期間:12ヶ月

iFi audio hip-dac2

iFi Audio hip-dac2

主な特徴

主な特徴

  • ポータブルハイレゾUSB-DACアンプ:スマートフォン、タブレット、PC、MacなどにUSBで接続することで劣悪なDAC/アンプ回路を代替
  • 家でも外出先でも、ヘッドフォンの音を大幅に改善
  • 優れた音質 - バッグやポケットに入れても邪魔にならないシームレスなアルミ製筐体
  • 32bit/384kHz PCM、DSD、MQAに対応した最新のハイレゾオーディオ機能を搭載
  • 高品質でパワフルなロータリー式アナログボリューム
  • Powermatchにより、接続されたヘッドフォンの駆動レベルを調整
  • XBassにより、音楽とヘッドフォンに合わせて低音域の特性を調整
  • 2 つのヘッドフォン出力を装備:4.4mmバランス、3.5mm S-Balanced
  • S-Balanced 3.5mm出力:シングルエンドのヘッドフォン接続時に歪みを50%カット
  • オーディオ用のUSB-A(オス)入力と、充電用のUSB-C入力を装備

聴いてみた感想

聴いてみた曲はこれ。

xDSD Gryphon はちょっと高いというハイレゾ入門USB-DAC として他の同価格帯以上のサウンドを体験することができるのが、このiFi audio hip-dac2 です。

価格は3万円以下と手頃でありながら、NEO iDSDやmicro iDSD Diablo と同じ新世代の16コアXMOSプロセッサーを搭載しています。

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レンダラーのみではなくMQAフルデコーダーとしての機能も果たすのが特徴です。

音質的にはフラットなチューニングで有りながら、軽快で元気の良いPOP なサウンドがするというのが第一印象でした。

接続されたヘッドフォンに合わせて出力を調整するために、アンプステージにはゲインを切り替えられる「Powermatch」機能が搭載。

インピーダンスが32Ωのヘッドホンに対して400mWの出力が可能で、出力電圧6.3V/600Ω(バランス出力)によりハイインピーダンスのヘッドホンにも対応でき、価格からは想像出来ないパワフルなサウンドを体験できます。

Powermatchボタンを押してゲインを上げることも可能です。

また、Android端末やUSB-Cポートを持つPC/Macとの接続に最適なUSB-C OTG(On-The-Go)ケーブル、USB-Aケーブル、USB-A - USB-C充電ケーブルの3種類のUSBケーブルが付属しています(iOSデバイスの接続に必要なApple Lightning - USBアダプターは別売り)。

また人工スエード製の専用レザーケース(別売り)で、お洒落に着せ替えできるのも嬉しいポイントです。

エントリー〜ミドルエンドクラスのイヤホン/ヘッドホンを持っていて、スマホでハイレゾサウンドを体験してみたいという人におすすめ!

iOSデバイスの接続に必要なApple Lightning - USBアダプターは別売り

仕様

仕様

主な仕様(hip-dac2):

  • 対応フォーマット:DSD256/128/64 PCM(384/352.8/192/176.4/96/88.2/48/44.1kHz) MQA(フルデコード)
  • デジタル入力:USB3.0-Aオス(USB2.0互換)
  • ヘッドフォン出力:4.4mmバランス、3.5mmシングルエンド
  • 出力パワー:4.4mmバランス:400mW@32Ω; 6.3V@600Ω 3.5mm S-Balanced:280mW@32Ω; 3.2V@600Ω
  • バッテリー:リチウムポリマー 2200mAh、連続動作時間 約8時間
  • 電源システム:USB-C経由で充電(BC V1.2 1000mAまで対応)
  • 消費電力:<2W(待機時)、4W(最大)
  • サイズ:102mm(奥行き)× 70mm(幅)×14mm(高さ)
  • 重量:125g

    主な仕様(hip-case):
  • 素材:再使用ポリエステル51%/ポリエステル49%
  • サイズ:96x75x19mm
  • 重量:18.5g

iFi audio GO blu (ゴー ブルー)

iFi audio GO blu (ゴー ブルー)

主な特徴

主な特徴

  • 手のひらに収まるサイズ感(55 x 34 x 13 mm)
  • ハイレゾワイヤレスコーデックを含め、現在主要なBluetoothコーデックに対応(aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC)
  • USB-DACモード搭載(USB-C端子[充電共用]:~24bit/96kHz)
  • 4.4mmフルバランスヘッドフォン出力、3.5mm S-balancedヘッドフォン出力搭載
  • Bluetootuモジュールには先進のQualcomm QCC5100シリーズチップセット採用

聴いてみた感想

聴いてみた曲はこれ

小粒なのに想像よりもパワフルな音がします。

バランスケーブルを取り付けた有線イヤホン/ヘッドホンに接続してスマートに「ハイレゾワイヤレスオーディオ」をリスニングできるのがiFi audio Go blu (ゴーブルー)です。

残念ながらApple デバイス はワイヤレスハイレゾオーディオコーデック(LDAC、HWA/LHDC)に対応していないので、ワイヤレスハイレゾリスニングは無理です(AAC 接続)。

本体が27g と軽量なので、イヤホンにiFi audio GO blu を付けていることさえ忘れてします程です。

SONY WALKMAN NW-ZX500 で試聴してみたのですが、こんなに軽量なシステムでハイレゾをワイヤレスで聴けることが「不思議」と思ってしまいました。

iPhone ともペアリングして聴いてみたのですが、「ん?結構良い線行ってるじゃん!」と圧縮音源の意外な高音質さに驚きました。

これさえあればワイヤレスイヤホンを購入する理由がなくなります。LDAC に対応しているAndroid 8 以降のスマホを持っている人なら尚更です。

お洒落の感度が高い海外では、多くの人が使っている一般的なワイヤレスイヤホンではなく、個性的な有線イヤホン/ヘッドホンで差別化して、ファッションアイテムとして使っているくらいです。

こんなに小くて軽い筐体でバランス接続した有線イヤホン/ヘッドホンをワイヤレスでリスニングできる画期的さよ!

これは欲しいですね。

IEM を持っている人がワイヤレスイヤホンを買う前に試して欲しい程の音圧と音質

有線ケーブルを引っ掛けないように注意(Go Blu ごと持って行かれる時があります)

仕様

仕様

  • チップセット:Qualcomm QCC 5100シリーズ
  • 入力:Bluetooth(aptX, aptX HD, aptX Adaptive, aptX LL, LDAC, HWA/LHDC, AAC, SBC) USB-C(~24bit/96kHz)
  • 出力:4.4mmフルバランスヘッドフォン出力、3.5mm S-balancedヘッドフォン出力
  • 出力パワー:4.4mmフルバランス出力:245mW @ 32Ω; 5.6V @ 600Ω 3.5mm S-balancedヘッドフォン出力:165mW @ 32Ω; 2.8V @ 600Ω
  • 出力インピーダンス:1Ω以下
  • S/N比:4.4mmフルバランス出力:111dB(A) 3.5mm S-balancedヘッドフォン出力:106.5dB(A)
  • ダイナミックレンジ:120dB(A)
  • THD+N:4.4mmフルバランス出力:0.009%(6.5mW/2.0V@600Ω) 3.5mm S-balancedヘッドフォン出力:0.03%(100mQ/1.27V@16Ω)
  • 周波数特性:20Hz - 45kHz (-3dB)
  • バッテリー容量:450mAh 連続最大再生時間 約8時間
  • サイズ:55 x 34 x 13 mm
  • 重量:27g

SHANLING UA2

SHANLING UA2

主な特徴

主な特徴

  • 【出力レベル】シングルエンド:2V @ 32Ω (125mW@32Ω) バランス:2.5V @ 32Ω (195mW@32Ω)
  • 【周波数特性】シングルエンド:20Hz-50kHz (-0.5dB) バランス:20Hz-50kHz (-0.5dB)
  • 【THD+N】シングルエンド:0.0008% @ 32Ω (A 特性 @ 0.5V) バランス:0.0008% @ 32Ω (A 特性 @ 0.5V)
  • 【ダイナミックレンジ】シングルエンド:122dB @ 32Ω (A 特性) バランス:120dB @ 32Ω (A 特性)
  • 【S/N 比】シングルエンド:121dB @ 32Ω (A 特性) バランス:116dB @ 32Ω (A 特性)

聴いてみた感想

聴いてみた曲はこれ。

エントリーモデルのイヤホンに多い2.5mm バランス/3.5mm シングルエンドを使用したい場合、できるだけ安価なUSB-DACに最適です。

何より1万ちょいと価格が安いのが魅力ですね。

音質は価格相応ですが、イヤホン/ヘッドホンにまでお金を掛けられない学生には助かります。

SHANLING UA2 のサンプリングレートは、LED の色で見分ける事ができます。

32bit/768kHz DSD512 迄の音源とバランス接続に対応している事を考えると、コストパフォーマンスは抜群だと思います。

VGP2022 金賞受賞製品です。

仕様

仕様

  • サイズ 54 x 18 x 9mm
  • 重量 約 12.6g
  • オーディオ特性 シングルエンド測定値
  • 出力レベル 2V @ 32Ω (125mW@32Ω)
  • 周波数特性 20Hz-50kHz (-0.5dB)
  • THD+N 0.0008% @ 32Ω (A特性 @ 0.5V)
  • ダイナミックレンジ 122dB @ 32Ω (A特性)
  • S/N 比 121dB @ 32Ω (A特性)
  • クロストーク 76dB @ 32Ω
  • 出力インピーダンス <0.8Ω
  • オーディオ特性 バランス測定値
  • 出力レベル 2.5V @ 32Ω (195mW@32Ω)
  • 周波数特性 20Hz-50kHz (-0.5dB)
  • THD+N 0.0008% @ 32Ω (A特性 @ 0.5V)
  • ダイナミックレンジ 120dB @ 32Ω (A特性)
  • S/N 比 116dB @ 32Ω (A特性)
  • クロストーク 109dB @ 32Ω
  • 出力インピーダンス <1.6Ω
  • 付属品 USB-TypeC to C ケーブル
  • USB-TypeC to A コネクタ
  • クイックスタートガイド
  • 保証書

Lotoo PAW S2

LOTOO PAW S2

主な特徴

主な特徴

  • DACチップの性能を最大限発揮する設計技術を惜しみなく投入
  • 電力消費を抑え実用性を保ちながら、圧倒的高音質を実現
  • デジタル/アナログ回路分離設計
  • 4.4mmフルバランス/3.5mmシングルエンドヘッドフォン出力搭載
  • MQAフルデコード/PCM384/DSD128対応(USB-Cポート)

聴いてみた感想

聴いてみた曲はこれ

Lotoo PAW S1 が第2世代となり、更なる高音質化とUSB-DAC 部でのリモートコントロール機能が追加されました。

このリモートコントロール機能は思った以上に便利で、スマホを取り出さずに曲送りや停止ができるのは、大きな強みです。

最もスマートに有線イヤホンで高音質なハイレゾリスニングができるUSB-DAC です。

VGP での評価の高かったSHANLING UA2 ですが、同じスティック型USB-DAC 選びで迷っているならば、Lotoo PAW S2 の方をおすすめします。

但し価格は高いです。

リモコンが想像以上に便利!

iPhoneで使用する場合「LightningーUSB-Cケーブルバンドルパッケージ」の購入が必須(純正ケーブルの別売りは無し)

仕様

  • 対応フォーマット(USB Audio Class 2.0):DSD64/128(DoP) PCM 32bit/44.1-384kHz MQAフルデコード
  • 対応フォーマット(USB Audio Class 1.0):PCM 16bit/48kHz
  • 重量:29.2g
  • 大きさ:66mm x 22mm x 13mm
  • ヘッドフォン出力:3.5mmアンバランス 4.4mmバランス
  • USBポート:USB Type-C
  • 搭載OS:LTOS
  • ディスプレイ:OLED 128x32pixel
  • 対応OS(USB Audio Class 2.0):Windows 10 Creators Update(1703)以降 Mac OS 10.6.8以降 iOS Android LTOS
  • ※USB Audio Class 2.0ドライバー搭載OSにて動作
  • 対応OS(USB Audio Class 1.0):USB Audio Class 1.0ドライバー対応OS/端末にて動作
  • 最大出力 3.5mm:125mW/ch @32Ω 4.4mm:150mW/ch @32Ω
  • 周波数特性 3.5mm: 20-20kHz:+0/-0.017dB 4.4mm: 20-20kHz:+0/-0.016dB
  • ノイズフロア 3.5mm:-121dBu 4.4mm:-119dBu
  • THD+N Low Gain:-109dB(0.0003%)
  • High Gain:-109dB(0.0003%)

まとめ

まとめ

VGP2022 受賞製品は2点(xDSD、SHANLING UA2)しかピックアップしていませんが、VGP2021 で受賞していたものがVGP2022 にそのままスライドしてきていたモノが多いためです。

SHANLING UA2 はVGP2022 で金賞を受賞しているUSB-DAC ですが、正直言うと筆者の好みではありません。

バランス接続のスタンダードになった4.4mm 出力を搭載し、安価で音質の良いUSB-DACを選ぶとなると、筆者のおすすめは断然「iFi audio hip-dac2」 です。

試聴してみればその違いがハッキリ分かると思います。

VGP2022 の発表以降に魅力的な製品がiFi audio から多数リリースされ、それらの全てが次のVGP2022 SUMMER で受賞製品になることは確実かと思います。

今回の総評として、半導体不足の影響なのか「製品価格の高止まり」が感じられたのが筆者の主観です。

しかし価格を犠牲にしてでも手に入れて良かったと思える製品(xDSD Gryphon)と巡り会えたので良かったかなと思っています。

低価格なUSB-DAC と高価格なUSB-DAC の違いは、出力される音の粒子・密度・音圧・ノイズの有無・明瞭度・レンジの広さ等が別次元で違います。

もし試聴できる環境があるのならば、是非安いものから順に高いものを聴いて見てください。

これが価格の差かと納得するはずです。

もしUSB-DAC 選びで迷ったら最後は高価な方を選ぶ方が正解です。

そうやって長く使える高性能なものをお金を貯めながら揃えていくのが、一番満足度が高く、無駄な出費にならないからです。

今回はここまで。

ではまた。

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