今回はH&Y フィルターから機材をお借りして、初心者でも「ワンランク上の風景・ポートレート撮影」ができる角形・丸形フィルターのおすすめ構成とその作例と交えながらレビューします!
あの憧れの写真家達が使っているレンズの先端に四角いフィルターを取り付けて写真を撮っているやつです。↓
H&Y フィルターでワンランク上の風景・ポートレート撮影!(レビュー)
実はお借りしたのは9月末なのですが、風景撮影のレビューは既に萩原れいこさんがレビューされていたので、私は「私は人物撮影を担当します」とH&Y Filters Japan 様に申し入れしたんです。←勇者
今までフィルターを一度も使ったことがないにも拘わらずです。←無謀
そして更に「厚かましい」ことに「風景と人物撮影の両方で使える構成でお願いします」とH&Y に注文まで付けたのです。←切腹
H&Y の心の中↓
そんな筆者の我が儘に応えて下さって以下のフィルターをお借りすることができました。↓ 感謝です。
お借りしたフィルター一覧
- 100mm K-Series フィルターホルダー Mark II
- 100x150mm K-Series バランサー GND16 マグネットフレーム付き (100 x 150mm K-Series Balancer GND 1.2)
- 100x150mm K-SeriesソフトGND8 マグネットフレーム付き(100 x 150mm K-Series Soft GND 0.9)
- 100x150mm K-SeriesリバースGND16 マグネットフレーム付き(100 x 150mm K-Series Reverse GND 1.2)
- 100x100mm K-Series Nightフィルター(100x100mm Night Filter)
- 100mm K-Series ドロップイン CPL/ND8フィルター(Drop-In CPL/ND8 Filter for 100mm K-Series Filter Holder)
- 100mm K-Series ドロップイン CPL/ND32フィルター(Drop-In CPL/ND32 Filter for 100mm K-Series Filter Holder)
- 100mm K-Series ドロップイン CPL/ND1000フィルター(Drop-In CPL/ND1000 for 100mm K-Series Filter Holder)
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
- Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm 1/4(ブラックミストフィルター)
- Magnetic ND for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm ND16
- Magnetic Lens Cap 82mm
ポートレート+ランドスケープカスタムセットになります。
それでは撮影シーン毎に使用したフィルターを紹介していきます。
夕焼けランドスケープ作例
上の写真は下記の構成で撮影しました。
フィルター構成
- 100mm K-Series フィルターホルダー Mark II
- 100x150mm K-SeriesソフトGND8 マグネットフレーム付き
100mm K-Series フィルターホルダー Mark II
特徴
100mm K-Series フィルターホルダー Mark IIは、マグネットシステムにより、素早いフィルターの着脱と位置調整が可能です。
ドロップインCPLフィルター とマグネットシステムにより、素早いフィルターワークを可能にします。
旧型の100mm K-Series フィルターホルダー ではフィルターを固定していても後ろからの強い衝撃でフィルターが外れることがありましたが、100mm K-Series フィルターホルダー Mark IIではLock Screw(固定ネジ)を改良し、 後ろからの衝撃があっても外れない仕様となりました。
マグネット式での軽快なフィルター着脱に加え、川辺などフィルターを落としたくないシーンではフィルターを固定することで紛失のリスクを軽減して 理想的なシステムにアップグレードされました。
100x150mm K-SeriesソフトGND8 マグネットフレーム付き
特徴
暗所と明所の境目が柔らかいソフトGNDフィルターは、複雑な山の稜線と空の境目などの境目をなだらかなグラデーションにしたい場合に最適なフィルターです。
- 真空蒸着コーティングにより、理想的なグラデーションNDコーティングを実現。
- ニュートラルなグラデーションNDコートにより、カラーシフト(色転び)を気にせず使用可能
- コーニング社のゴリラガラスⅢ(強化ガラス)採用により、破損の危険を極限まで抑え、タフなシチュエーションでも安心して使用可能
- 精密な研磨により高い平面度を保ち、重ね付けでの使用でもレンズの性能を損ねません
風景撮影で山々の複雑な稜線と空の境目といった暗所と明所をある程度ハッキリさせたい場合、ソフトGNDフィルターがおすすめ!
濃度の濃いNDフィルターを使ってISO感度を上げすぎるのは、余りおすすめできない
撮影したのは日没直後のゴールデンアワー終焉の時間帯です。
ホルダーに「100x150mm K-SeriesソフトGND16」だけをセットし、スローシャッターで超秒露光させて撮影しました。
フィルターを掛けた空から山の稜線にかけて美しいグラデーションが掛かり、空には一番星が輝いています。
日没直後の薄闇を切り取ることで、普段何でもない景色がとてもドラマチックに見えてきませんか?
夕焼けポートレート作例
上の写真は下記の構成で撮影しました。
フィルター構成
- 100mm K-Series フィルターホルダー(問答無用で必要)
- 100mm K-Series ドロップイン CPL/ND32
- 100x150mm K-Series バランサー GND16(GND1.2)
今回は角形フィルターにBalancer GND 1.2 をチョイスして、ドロップインCPL/NDフィルターはND32 で撮影しました。
ソフトGNDフィルターではなくバランサーGNDフィルターを使用した理由は、グラデーションの境目がハッキリ分かるソフトGNDフィルターよりもバランサーGNDフィルターの方が境界線を意識しせずに済み、グラデーションが滑らかだからです。
夕日を背景にして撮影する場合、角形フィルター(Balancer GND1.2)だけだと光量が多すぎて画面全体が白飛びします。
そこで「ドロップインCPL/ND32フィルター」を使って光量を落としながら、ストロボを被写体に当てて撮影しました。
100mm K-Series フィルターホルダー Mark II
特徴
100mm K-Series フィルターホルダー Mark IIは、マグネットシステムにより、素早いフィルターの着脱と位置調整が可能です。
ドロップインCPLフィルター とマグネットシステムにより、素早いフィルターワークを可能にします。
旧型の100mm K-Series フィルターホルダー ではフィルターを固定していても後ろからの強い衝撃でフィルターが外れることがありましたが、100mm K-Series フィルターホルダー Mark IIではLock Screw(固定ネジ)を改良し、 後ろからの衝撃があっても外れない仕様となりました。
マグネット式での軽快なフィルター着脱に加え、川辺などフィルターを落としたくないシーンではフィルターを固定することで紛失のリスクを軽減して 理想的なシステムにアップグレードされました。
100mm K-Series ドロップイン CPL/ND32フィルター
特徴
K-Series ドロップイン CPL/ND32は、CPLフィルターとND32の機能が一つになったフィルターです。
2つのフィルターを一つに組み合わせることにより、画像の解像度低下を防ぐことができ、CPLとNDを頻繁に併用するフォトグラファーに特にお勧めです。
ホルダーに上から差し込むだけで使用可能ですので、 着脱も非常に楽に行えます。
実際の夕焼けポートレートで使用する時には環境光(太陽の光の強さ)が刻一刻と変わるので、カメラのヒストグラムを見ながら適切なドロップインCPL/ND フィルターと適切なカメラの設定(絞り・シャッタースピード・ISO)を行って撮影して下さい。
100x150mm K-Series バランサー GND16 マグネットフレーム付き(GND 1.2)
特徴
100×150mm K-Series バランサー GND(GND 1.2)は上部から下部に向かうに従って、GND16→GND8→GND4→GNDなしとなだらかにグラデーションが変化していく角形フィルターです。
Balancer GNDフィルターはND濃度が濃い部分と薄い部分の境目を気にすることなく、写真全体の露出バランスをナチュラルに整えることができので、初心者から上級者までとても扱いやすいフィルターです。
他のフィルターと2枚重ねで使用して、オリジナリティー溢れる表現ができる優秀なフィリターでもあります。
Soft GNDフィルターとの違いは、より長めのグラデーション域が設けられているところです。
そしてマジックアワー(ゴールデンアワー)の撮影は時間との勝負です。
日没直後の空は刻一刻と変わり、とてもドラマチックで幻想的な様相を見せてくれます。
太陽が完全に沈んだ直後の写真がこちら。
この写真は「ドロップインCPL/ND32」を外して、100x150mm K-Series バランサー GND16(GND 1.2)だけで絞り・シャッター速度・ISO を変えて撮影しています。
因みにフィルター選びに失敗してISO 感度の爆上げに頼ると、こんな失敗写真ができてしまいます↓
元データがこんなのだと、露光量をいくら上げてもまともに現像できません。完全な失敗写真です。
筆者は手持ちで撮影しましたが、三脚にカメラをセットして撮影すれば、手ぶれを防ぎつつ確実な撮影ができると思います。
この構図で風景+人物の撮影をするならがグラデーションの境目がはっきりしない「Balancer GND 1.2 」が超おすすめ!
こんな構図の風景+人物撮影の場合、Reverse GND 1.2 やSoft GND 0.9 はグラデーションの境目が見えてしまうので使いにくい
日中ポートレート作例
この写真はノーレタッチの撮って出しです。↑
フィルター構成
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm100mm K-Series ドロップイン CPL/ND32
こちらの記事でもREVORING Vari ND3-ND1000 CPL をレビューしています。↓
-
H&Y フィルター REVORING × BlackMist 1/4作例とレビュー!
今回は円形レンズフィルターの革命とも言えるH&Y Filters Japan の「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」と「Magnetic Black Mist for ...
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REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
特徴
REVORING Vari ND3-ND1000 CPLはREVORING(可変式ステップリング)、可変式ND、CPLが一体化された3 in 1の画期的な商品です。
REVORINGは1つのフィルターを様々なレンズに取り付け可能な革新的な可変式ステップリングで、絞り羽の原理を応用した取り付け方法を採用 1つのフィルターを複数の口径のレンズに取り付けることを可能にします。
16mmの広角レンズでもケラレなく使用可能です
注):SONY FE 16-35mm F2.8 GMのみ16mmで僅かなケラレが発生します
REVORINGのメリット
- 複数のレンズフィルターやステップアップリングを買い揃える無駄を省き、無駄な出費を抑えることができる
- レンズに回転させながらねじ込む必要がないことから、ワンタッチでのフィルター着脱が可能
- 一つのフィルターで様々なレンズに取り付けることができ、スペースの節約ができる
商品ラインナップ
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 37-49mm
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 46-62mm
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 58-77mm
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 一つあれば対応径のレンズ全てに取り付け可能なので複数のフィルターを購入して持ち歩く必要が無く、とても便利で描写も美しいので大好きです!
REVORING のレバー(反射を抑える効果があるCPLフィルターとND濃度を可変させるレバー)を操作するだけで、こんな格好いい写真が撮れたりします。
また下の写真は完全に日没して周囲が真っ暗な中でREVORING Vari ND3-ND1000 CPL とストロボだけで撮影しています。↓(完全にモデルさん頼りですね)
画質・操作性など全てに於いて満足のいく仕上がりの「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 」ですが、SONY ユーザーの筆者には1点だけ惜しいと感じた点がありました。
他メーカーの広角レンズでは問題ないようですが、SONY FE16-35mm F2.8 GM とは相性が悪く、広角側(16mm)で撮影すると四隅にケラレが発生します。
これはSONYレンズはAPS-Cカメラ用のマウントをそのままフルサイズに転用しているため、他社よりもデジタル補正に頼っている部分があり、ケラレが発生しやすい傾向のレンズが多い為です。
他のメーカーのレンズではケラレは発生しない様です。
CPL フィルターのお陰で被写体の反射やテカリが抑えられてより彩り鮮やかな描写になり、水面の反射も抑えて撮影できる
他メーカーの16-35mmレンズではケラレないようですが、SONY FE 16-35mm F2.8 GMとは相性が悪くケラレる様です。また装着後に確実に装着できているか確認(装着して時計回りに半周程回す)しないときちんとはまっていない場合もあり、落下の原因になるので気を遣う場面もある。
夜景ポートレート・イルミネーション作例
上の写真は下記の構成で撮影しました。
フィルター構成
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm100mm K-Series ドロップイン CPL/ND32
- Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
特徴
REVORING Vari ND3-ND1000 CPLはREVORING(可変式ステップリング)、可変式ND、CPLが一体化された3 in 1の画期的な商品です。
REVORINGは1つのフィルターを様々なレンズに取り付け可能な革新的な可変式ステップリングで、絞り羽の原理を応用した取り付け方法を採用 1つのフィルターを複数の口径のレンズに取り付けることを可能にします。
16mmの広角レンズでもケラレなく使用可能です
注):SONY FE 16-35mm F2.8 GMのみ16mmで僅かなケラレが発生します
REVORINGのメリット
- 複数のレンズフィルターやステップアップリングを買い揃える無駄を省き、無駄な出費を抑えることができる
- レンズに回転させながらねじ込む必要がないことから、ワンタッチでのフィルター着脱が可能
- 一つのフィルターで様々なレンズに取り付けることができ、スペースの節約ができる
商品ラインナップ
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 37-49mm
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 46-62mm
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 58-77mm
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm
特徴
Magnetic Black MistはREVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mmにマグネット式で装着可能な画期的な商品です。
REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm専用設計となりますので、Magnetic Black Mist単独での使用、REVORING Vari ND3-ND1000 CPL以外のフィルターに装着しての使用は不可となります。
REVORINGは1つのフィルターを様々なレンズに取り付け可能な革新的な可変式ステップリングで、絞り羽の原理を応用した取り付け方法を採用 1つのフィルターを複数の口径のレンズに取り付けることを可能にします。
ブラックミストフィルターはハイライトとシャドー部のコントラストを抑えることができる特殊効果フィルター 逆光や夜のシーンで使用すれば光源が拡散され、日常をドラマチックに変化させます。
元々は広くシネマ業界で使用されていたフィルターで、ポートレートや動画、テーブルフォト、風景、スナップ写真など幅広く使用可能 通常ソフトフィルターはエッジング(ガラス表面への腐食加工)によって光を拡散させることでソフト効果を得る事ができます。
Black Mistフィルターはガラス内に練りこまれた黒い粒子状の拡散材が光を拡散することによってソフト効果を得る エッジングによるソフトフィルターは画面全体が白っぽくなり全体のシャープさが損なわれたり、光が楕円状に拡散される傾向にあるが、Black Mistフィルターはハイライトを拡散しつつも、全体のシャープさを損ねないことが最大の特徴。
H&Y Black Mistフィルターの特徴
- 上記の特徴を最大限発揮できるよう設計された、シャープさとソフトさを両立したフィルター Black Mist特性
- 撥水・防汚・防傷性に優れたNano Coating採用
- 全体のシャープさを損ねずにハイライトや点光源のみソフト効果を得られる
- 1/2, 1/4, 1/8の3種類の強度を用意(1/2が最も効果が強く、1/8が最も効果が弱い)
REVORINGのメリット
- 複数のレンズフィルターやステップアップリングを買い揃える無駄を省き、無駄な出費を抑えることができる
- レンズに回転させながらねじ込む必要がないことから、ワンタッチでのフィルター着脱が可能
- 一つのフィルターで様々なレンズに取り付けることができ、スペースの節約ができる
「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」にマグネットでワンタッチ装着できるのが、「Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」です。
BlackMist効果で3種類あり、効果の弱いものから1/8, 1/4, 1/2 の順になります。
筆者は「BlackMist 1/4」を所有しています。
この記事の写真でも使用していますよ。
BlackMist 効果が一番よく分かるのが、夜の光源のぼやけ具合と湖面のリフレクションがまるで絵の具を溶かしたようになっている幻想的な作例でしょう。↓
四角いライトが円の光源になっているのが分かります。
逆にBlackMist フィルター無しで撮影すると光源から光芒が差し、湖面のリフレクションも鏡映しのようになります。↓
日中に逆光でREVORING Vari ND3-ND1000 CPL +Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL 67-82mm 1/4を使用した作例がこちらです。↓
こちらは順光で撮影したところ↓
写真の色合いや雰囲気が柔らかくなって仕上がりがグレードアップしていると思いませんか?
BlackMist フィルターを使うとドラマチックで幻想的、シネマティックな撮影ができる
そのお陰でBlackMist フィルター3種類を全て揃えたくなる(散財)
撮影中に誤ってフィルターを落としても割れないH&Y 角形フィルター!
H&Y の角形フィルターはゴリラガラス製なので、落としたくらいでは割れません。
上のムービーを見てください。H&Y の角形フィルターが如何に割れにくいのか一目瞭然です!
バイクで踏んづけても割れない程です。
実際に角形フィルターを2枚重ねづけして撮影していた時に、ストッパーのネジを締めていなかったため、誤って何回もコンクリートの上に落とした事があります。
またドロップインフィルターを交換する際に、焦って角形フィルターに手が当たってしまい、落として転がっていったこともあります。
でも割れてない!...っつよ!w
これはガラス面が割れるより先に樹脂枠部分が壊れそうなくらい頑丈です。
H&Y フィルターでなければ撮影は中止になり、フィルターに払ったお金も消えてテンションダダ下がりになって泣いていたと思います。
fotoshin さんのように山や渓谷で風景撮影をされる方にとって、岩の上に落としても割れないH&Y フィルターはマストアイテムですよ!
H&Y フィルターは他社の角形フィルターと違って差し込むタイプではなく脱着が「マグネット式」なので、クイック&セーフティーなフィルターワークが可能です。
そして「100x150mm K-Series バランサー GND16(GND1.2)」はグラデーションの境目がぼやけているので風景・人物撮影共にとても扱いやすいと思います。
「100x150mm K-Series バランサー GND16(GND 1.2)」は購入する角形フィルターの最初の1枚としてとてもおすすめです。
まとめ
今回は撮影シーン別に使用したH&Y フィルターを作例と共に紹介しました。
忖度は一切無しですよ!←言える立場なのか?
これもH&Y のお陰です。大感謝です!←もう遅い
(筆者がH&Y Filters Japan 様にボコられるイメージ↓)
今回撮影で使用したフィルターのまとめです。
この撮影で使用したフィルター
- 100mm K-Series フィルターホルダー Mark II
- 100x150mm K-SeriesソフトGND8 マグネットフレーム付き(GND 0.9)
- 100x150mm K-Series バランサー GND16 マグネットフレーム付き(GND 1.2)
- REVORING Vari ND3-ND1000 CPL
- Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL
※ REVORING は対応フィルター径に適したものを選ぶこと
※ REVORING タイプのBlackMist フィルターもあります
スチル撮影のレビューでしたが、H&Y フィルターのお陰で作品のクオリティーが上がったと思っています。
これを機にH&Y フィルターに少しでも興味を持って頂けたら幸いです。
ムービーの撮影時には「REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」と「Magnetic Black Mist for REVORING Vari ND3-ND1000 CPL」の組み合わせが、シネマティックな撮影を可能にしてくれます。
H&Y フィルターは写真の仕上がりがワンランクもツーアップも上がる魔法のアイテムです。
これから角形・丸形フィルターデビューしようとしている人は、今回紹介したフィルターが参考になれば幸いです。
注意点として同様の製品がマルミからも発売されていますが、購入する時は必ずH&Y の正規品を購入しましょう。
H&Y の角形フィルターは「ゴリラガラス」ですが、マルミのはガラスもコーティングもH&Y のものとは違います(割れます)。
余談ですが、角形フィルターの事をハーフNDとかGNDフィルターとかバラバラに呼んでいる人がいますが、同じ物です。
海外では「Graduated Neutral Density」と呼ぶのでその頭文字をとって”GND ”なのです。
最後にレビューが遅くなりましたことを関係各位にお詫び申し上げます。
今回はここまで。
ではまた。