Mac に プリメインアンプやヘッドホンアンプを接続して高音質な音楽を楽しむ人が増えています。
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USB-DAC搭載プリメインアンプとは?
DACとは、「Digital to Analog Converter」の略で、信号をデジタルからアナログに変換することの意味です。
プリメインアンプとは、「プリアンプ」と「パワーアンプ」の両方の機能を兼ね備えているもののことです。
「プリアンプ」で入力の切り替え・音質の調整、電圧の増幅を行い、「パワーアンプ」で音声信号を増幅させます。
つまり、Mac / PC から USBでデジタル信号を DACでアナログに変換し、それを増幅させてスピーカーを鳴らせるまで音声信号を増幅させるのが「USB-DAC搭載プリメインアンプ」なのです。
USB-DAC搭載プリメインアンプを選ぶポイント
機種を選ぶ際には、自分のリスニングスタイルを考慮しながら下記のポイントを押さえて選べば、まず失敗は無いと思います。
- USB接続であること(Mac/PCに接続するため)
- ハイレゾ対応製品であること(PCM/DSD対応)
- ジッターフリー対応製品であること(デジタル信号の時間的なブレや揺らぎがないこと)
- トーンコントロール機能が搭載されていること(Bass、Treble)
- ネットワーク対応製品であること(Bluetooth、Wi-Fi、AirPlay、DLNA)
- ヘッドホン出力端子が備わっていること
(ヘッドホンアンプが別に内蔵されてゲイン切り替えができればベスト、あとはバランス接続ができるかは機機次第) - デジタルアイソレーターが搭載されているか*1
- 入出力端子が豊富に備わっていること(アナログRCA端子、光デジタル端子、同軸デジタル端子など)
*1 高電圧を扱う機器またはデバイスと低電圧部分とは、デジタル・アイソレータなどによって大きな電流フローが発生しないように電気的に絶縁する機能
本記事のUSB-DAC搭載プリメインアンプの選考基準
「USB-DAC搭載プリメインアンプ」とググると、とんでもない量の製品がヒットして、一体どれを選べばいいのか判断が付かないと思います。
ここでは、
「Mac/PC ⇒ USBケーブル ⇒ USB-DAC搭載プリメインアンプ ⇒ パッシブスピーカー」
という順で接続して、デスクトップ上でハイレゾ音源やAmazon Music HD の様なサブスクリプションサービスの高音質な音をスピーカーで聴くことを目的に、
「省スペース性・デザイン性・性能・機能・価格」
を考慮に入れて、人気・評判共に高いおすすめ製品をメーカー/機種ごとに紹介したいと思います。
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各機種の機能比較
製品名 | PMA-30 | PMA-60 | PMA-150H |
仕様 | |||
定格出力 | 20W/8Ω 40W/4Ω |
25W/8Ω 50W/4Ω |
35W/8Ω 70W/4Ω |
消費電力 | 35W | 35W | 65W |
対応インピーダンス | 4Ω~16Ω | 4Ω~16Ω | 4Ω~16Ω |
リモコン | ○ | ○ | ○ |
入力端子 | |||
アナログ入力 | 1 系統 | 1 系統 | 2 系統 |
光デジタル音声端子 | 2 系統 | 2 系統 | 2 系統 |
同軸デジタル音声端子 | 1 系統 | 1 系統 | 1 系統 |
出力端子 | |||
スピーカー出力 | 1 系統 | 1 系統 | 1 系統 |
ヘッドホン出力 | ○ | ○ | ○ |
- DAC機能 - | |||
DAC搭載 | ○ | ○ | ○ |
DAC性能 | PCM:32、44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz/16、24bit(Coaxial/Optical) | DSD:2.8、5.6、11.2MHz(USB-DAC) PCM:44.1、48、88.2、96、176.4、192、352.8、384kHz/16、24、32bit(USB-DAC)32、44.1、48、88.2、96、176.4、192kHz/16、24bit(Coaxial/Optical) |
DSD:11.2MHz、PCM:384kHz/32bit(USB-DAC) PCM:192kHz/24bit(同軸・光) |
対応ネットワーク | |||
Wi-Fi | ○ | ||
AirPlay | ○ | ||
Bluetooth | ○ | ○ | ○ |
ストリーミングサービス | Amazon Music HD、Amazon Music、AWA、Spotify、SoundCloud | ||
機能 | |||
トーンコントロール | ○ | ○ | ○ |
iLINK端子 | |||
USB端子 | 1 系統 | 2 系統 | |
ハイレゾ | ○ | ○ | ○ |
製品サイズ・重量 | |||
製品サイズ(幅・高さ・奥行) | 200×86×258 | 200×86×258 | 280×104×337 |
製品重量 | 2.7kg | 2.7kg | 5.6kg |
DENON PMA-150H
かつてないコンパクトサイズのHi-Fiオーディオでデスクトップやリビングにフィットする、本物のHi-Fiオーディオを楽しめるのが「DENON デザインシリーズ」です。
これはその最上位モデルになります。
音楽ストリーミングサービス・インターネットラジオ対応と、機能的に死角が無く、音質は折り紙付きの優秀な機種です。
試聴したスピーカーには「DALI OBERON1」、ヘッドホンは「AH-D9200」を使いました。
聴いてみた感想は、PM-60 を遙かに上回るパワフルな音を鳴らします。
音の透明感/解像度には目を見張るものがあります。
高い次元で繊細な音の表現も上手く、様々な楽器の音の輪郭がはっきりしていながら、低音域はしっかり響き、中音域はボーカルが引っ込むことなく、高音域は煌めきながら艶やかで伸びやかな鳴り方をします。
DENON のポリシーにもなっている「色鮮やかで躍動感のあるサウンド」そのものです!
192kHz/24bit のFLAC音源を聴いたのですが、ボリュームを上げても絞ってもホワイトノイズやクロストーク、歪みなど一切無く、正確で緻密、そして最高に優雅で艶のある音を聴かせてくれます。
この音には驚きました。
主な特徴 PMA-150H
ワイヤレス・オーディオシステム「HEOS」*2テクノロジー&最新世代DDFA™アンプモジュール搭載デザインシリーズの高音質プリメインアンプです。
さらに詳しく
HEOSテクノロジーは、例えばスマホ / タブレットでお気に入りのAmazon Music HD の音楽を再生して、それをHEOS対応機器にWi-Fi(Bluetoothではない)接続することで、ハイレゾ音源の再生までできるのです。
そして、HEOSの凄いところは、たとえスマホで音楽の再生している所に電話が掛かってきてもゲームをしても、スピーカーからは音楽だけが聞こえて、通話やゲームの音がしないのが凄いのです!
これはHEOS ユニットが音楽のデータだけを受信するからです。
Wi-Fi接続したプリンターと同じ原理ですね。
プリンターでドキュメントを印刷中にゲームをしても、何ら問題なく同時にできるのと同じです。
Bluetoothだとハイレゾ音源の再生はできないですし、HEOS みたいな芸当も当然できません。
ちなみにAirPlay 2 はWi-Fiです。
さらに詳しく
- 新たにBTL構成を採用した「DDFA™」搭載Class Dパワーアンプ・・・スピーカー1台につき2つのパワーアンプで駆動するBTL構成を採用することにより、コンパクトなサイズからは想像できない圧倒的なスピーカー駆動力とDRA-100比で-85%ものノイズ低減を実現しました。
- PCM 384 kHz / 32bit 入力対応「Advanced AL32 Processing Plus」・・・PCM 384 kHz / 32 bit信号の入力に対応した、デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。Advanced AL32 Processing Plusは、32 bitへのビット拡張処理と合わせて最大16倍のアップサンプリング処理を行います。
- ゲイン切り替え機能付き高音質ヘッドホンアンプ・・・PMA-60比で5.5倍の出力を誇る強力なヘッドホン専用アンプを搭載。電圧増幅段にはハイスピード&ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファーにはディスクリート回路を用い、ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。出力バッファー回路に新たにトランスリニアバイアス回路を用いることにより疑似A級動作とし、歪を大幅に低減。透明感の高いサウンドを実現しました。また、300Ωや600Ωなどのハイインピーダンスなヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。
- DSD 11.2 MHz、PCM 384 kHz / 32bit対応USB-DAC・・・USB-DAC機能は、DSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitまでの入力に対応しています。DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)をサポート。また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、PMA-150Hの超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
- PCM 192 kHz/24 bit対応デジタル入力・・・テレビやCDプレーヤーなどデジタル機器を接続できる光デジタル入力を2つ、同軸デジタル入力を1つ装備しています。いずれも最大192 kHz/24 bitのリニアPCM信号の入力に対応。3系統のデジタル入力の内1系統を「テレビ入力」に設定しておくと、テレビからの入力信号を検出した時に自動的に電源がオンになり、入力ソースが切り替わり、テレビの音声が再生されます。
- Amazon Alexaによる音声コントロールに対応・・・Amazon Alexaによる音声コントロールに対応しています。Amazon EchoなどのAlexaが利用可能なデバイスに話しかけるだけで再生、停止、スキップや音量の調整などの基本的な操作に加えて、Amazon Musicの楽曲から楽曲名やアーティスト名、年代、ジャンルなどを指定して再生することができます。また、TuneInのデータベースに登録されている世界中のインターネットラジオから好きな放送局を音声で呼び出すこともできます。HEOSデバイスを音声で操作するには「HEOS Home Entertainment」スキルをiOS / Android / FireOSデバイスのAlexaアプリ上で有効にする必要があります。
- 音楽ストリーミングサービス対応・・・Amazon Music HD、Amazon Music、AWA、Spotify、SoundCloudの音楽ストリーミングサービスに対応。ストリーミングサービスでは、これまでのように自分の好きなアーティストの楽曲を選んで再生することはもちろん、最新楽曲から往年の名曲まで、音楽のジャンル、時代、その日の気分などで選べる多種多様なプレイリストが豊富に用意されているため、新たな音楽との出会いの可能性が無限に広がります。また、音楽、トーク、ニュースなど世界中のインターネットラジオも楽しむことができます(MP3、WMA、AACフォーマットの放送に対応)。インターネットラジオ局の検索は、「TuneIn」のデータベースからジャンルや地域、言語などをもとに簡単に行えます。
- AirPlay 2 & Bluetooth対応・・・Apple Musicの楽曲やその他のアプリの音声をPMA-150Hで再生することができます。また、複数のAirPlay 2対応機器によるマルチルーム再生が可能です。ホームアプリ上でPMA-150Hをアクセサリとして追加すると、Apple MusicやiPhoneのライブラリの曲をSiriによるボイスコントロールで再生することができるようになります。
- 「ワイドFM」対応FM/AMラジオチューナー・・・FM/AMラジオチューナーを搭載しておりラジオも良い音で楽しめます。95MHzまでのFMラジオの受信に対応しているため、全国で開局が進んでいるFM補完放送「ワイドFM」を聴くことができます。また、最大で56の放送局をプリセット登録できます。
5.6 MHz DSD & ハイレゾ音源対応
ミュージックサーバーやUSBメモリーに保存したDSDファイルやハイレゾ音源の再生に対応しています。DSDファイルは5.6MHzまで、PCM系ファイルは192kHz / 24bitまで再生することができます。さらに、DSD、WAV、 FLAC、Apple Losslessファイルのギャップレス再生(曲間に無音部分を挿入せず継ぎ目なく連続的に再生すること)にも対応。クラシック音楽や、ライブ盤などを聴いても曲間で音が途切れることがありません。
ミュージックサーバー/USBメモリフォーマット
サンプリング周波数 | ビットレート | ビット長 | 拡張子 | |
WMA (Windows Media Audio) |
32/44.1/48kHz | 48 〜 192kbps | - | .wma |
MP3 (MPEG-1 Audio Layer-3) |
32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz | 32 〜 320kbps | - | .mp3 |
WAV | 32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz | - | 16/24ビット | .wav |
MPEG-4 AAC | 32/44.1/48kHz | 48 〜 320kbps | - | .aac/.m4a |
FLAC (Free Lossless Audio Codec) |
32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz | - | 16/24ビット | .flac |
ALAC (Apple lossless Codec) |
32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz | - | 16/24ビット | .m4a |
DSD | 2.8/5.6MHz | - | 1ビット | .dsf/.dff |
その他の機能、特長
- サブウーハープリアウト
- DCD-100の操作もできるワイヤレスリモコン付属
- ソースダイレクト機能
- トーンコントロール機能(高音 ±8 dB、低音 ±8 dB)
- 左右バランス機能
- 音量の上限設定
- 3段階のディスプレイディマー
- スリープタイマー機能(10~90分)
- オートスタンバイ機能(10~99分)
- 着脱式電源コード
主な仕様
パワーアンプ部
定格出力 | 35 W + 35 W (8Ω、1 kHz、THD 0.1 %) 70 W + 70 W (4Ω、1 kHz、THD 0.1 %) |
出力端子 | スピーカー:負荷 4 ~ 16 Ω |
全高調波歪率 | 0.002 % (Digital In、定格出力、-3 dB、8Ω、1 kHz) |
S/N比 | 112 dB(Digital In、35 W、8Ω、1 kHz、IHF-A) |
入出力端子
アナログ音声入力端子 | アンバランス入力×2 |
アナログ音声出力端子 | サブウーハープリアウト×1、ヘッドホン出力×1 |
デジタル音声入力端子 | 同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2、USB-B入力×1、USB-A入力×1 |
その他の入出力端子 | Network×1、Wi-Fi / Bluetoothアンテナ端子×2、FMアンテナ端子 × 1、AMアンテナ端子 × 1、IRコントロール出力×1 |
無線LAN
ネットワーク種類(無線LAN 規格) | IEEE 802.11a / b / g / n 準拠(Wi-Fi® 準拠) |
セキュリティ | WEP 64bit、WEP 128bit、WPA / WPA2-PSK(AES)、WPA / WPA2-PSK(TKIP) |
無線周波数 | 2.4GHz / 5GHz |
Bluetooth
バージョン | 4.1 |
対応プロファイル | A2DP 1.2、AVRCP 1.5 |
対応コーデック | SBC |
周波数帯域 / 送信出力 / 通信距離 | 2.4 GHz 帯域 / Class 1 / 約30 m (見通し距離) |
総合
チューナー受信周波数帯域 | FM: 76.0 ~ 95.0MHz)、 AM: 522 ~ 1629kHz |
トーンコントロール | BASS(低域): 100 Hz ±8 dB TREBLE(高域): 10 kHz ±8 dB |
外形寸法(W × H × D) | 280 x 164 x 337 mm(アンテナを立てた場合) 280 x 104 x 337 mm(アンテナを寝かせた場合 |
質量 | 5.6 kg |
消費電力 | 65 W |
待機電力 | 0.3 W 5 W (ネットワーク制御 オンの場合) |
付属品 | かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン、単4形乾電池 × 2、Wi-Fi / Bluetoothアンテナ×2、FM室内アンテナ、AMループアンテナ、IRコントロールケーブル |
DENON PMA-60
最新世代DDFA™採用 DSD 11.2MHz対応USB-DAC搭載コンパクトHi-Fiプリメインアンプで、人気・実力とも未だ衰えず。高い評価を得ています。
ハイスペックでありながらも、手が出しやすい価格で人気の高い機種です。
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主な特長 PMA-60
最新世代DDFA™採用DSD 11.2MHz対応USB-DAC搭載コンパクトHi-Fiプリメインアンプ
- 新世代DDFA搭載Class Dパワーアンプ
- フルデジタル・プロセッシング
- ハイレゾ音源をさらに原音に近づける「Advanced AL32 Processing Plus」
- DSD 11.2 MHz & PCM 384 kHz / 32 bit対応USB-DAC
- PCノイズをシャットアウトするデジタルアイソレーター
- マスタークロックデザイン
- 高音質ヘッドホンアンプ
- Bluetooth対応 (aptX™ Low Latency / AAC / SBC、NFC対応)
- 質感の高いアルミニウムパネル
- 縦置き対応
さらに詳しく
- 新世代DDFA搭載Class Dパワーアンプ・・・増幅回路には、「DA-310USB」と同様に、Qualcomm®のデジタルアンプソリューション「DDFA™」の最新バージョンを採用。これまでのClass Dアンプの課題であった歪の多さや電源変動による音質劣化を克服し、Class Dアンプとして抜きん出た特性を実現しています。
- フルデジタル・プロセッシング・・・DDFAはデジタル入力型のClass Dアンプであるため、デジタルソースを再生する際にはPMA-60への入力から、「Advanced AL32 Processing Plus」による補間処理※、ボリューム調整、増幅、フィードバック処理まで、すべてをデジタルドメインで行うことが可能です。これによりアナログアンプで問題になる外来ノイズの影響を排除することができ、透明感、分解能に優れた空間の描写を可能としています。
※Advanced AL32 Processing PlusはPCM信号にのみ対応しています - ハイレゾ音源をさらに原音に近づける「Advanced AL32 Processing Plus」・・・PCM 384 kHz / 32 bit信号の入力に対応した、デノン独自のデータ補間アルゴリズムによるアナログ波形再現技術の最新バージョン「Advanced AL32 Processing Plus」を搭載。限りなく原音に近い理想的な補間処理を行います。デジタル録音時に失われたデータを精巧に復元することで、歪みのない繊細な描写、正確な音の定位、豊かな低域、原音に忠実な再生を実現します。
- DSD 11.2 MHz & PCM 384 kHz / 32 bit対応USB-DAC・・・USB-DAC機能は、DSD 11.2 MHzおよびPCM 384 kHz /32 bitの入力に対応しています。DSDの伝送方式はASIOドライバーによるネイティブ再生とDoP (DSD over PCM Frames)をサポート。また、PC側のジッターを多く含んだクロックを使用せず、PMA-60の超低位相雑音クロック発信器によって生成されるマスタークロックで制御を行うアシンクロナスモードにも対応しています。
- PCノイズをシャットアウトするデジタルアイソレーター・・・USB-B入力に接続されたPCから流入する高周波ノイズによる音質への悪影響を排除するために、高速デジタルアイソレーターを搭載。ICチップ上に組み込まれたトランス・コイルを介して磁気により音楽データのみを伝送し、繊細なオーディオ信号に影響を与えるノイズはシャットアウトします。
- マスタークロックデザイン・・・Advanced AL32 Processing Plusなどの処理を行うFPGAの近傍に配置した超低ジッタークロックから供給されるマスタークロックでFPGAとUSBデジタルオーディオインターフェースを動作させるマスタークロックデザインを採用。品質の高いマスタークロックにより各デジタル回路を正確に同期させることにより、ジッターを抑えた高品位な再生を実現しています。
- 高音質ヘッドホンアンプ搭載・・・ヘッドホンでも高音質な音楽再生を楽しめるように、スピーカー出力用パワーアンプとは別にヘッドホン出力専用アンプを搭載。電圧増幅段にはハイスピード&ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファーにはディスクリート回路を用い、ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。また、300Ωや600Ωなどのハイインピーダンスなヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。
※ ヘッドホンのプラグを差し込むと、スピーカー端子から音が出なくなります。 - Bluetooth® & NFC対応・・・iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどからワイヤレスで音楽が楽しめるBluetooth機能を搭載。標準オーディオコーデックのSBCに加え、より高音質なAAC、さらにQualcomm®による高音質・低遅延コーデック「aptX™ Low Latency」にも対応しているため、迫力ある音で音楽やゲームをお楽しみいただけます。NFC機能にも対応しており、PMA-60のNFCマークに対応Bluetooth機器をタッチするだけでペアリングや接続ができます。最大8台の機器とペアリングできるため、お持ちのスマートフォンやPCを一度登録すれば、再生のたびにペアリングしなおす必要はありません。Bluetooth機能をオフにして音質に影響を与えるノイズを抑えることも可能です。
- 質感の高いアルミニウムパネル・・・本体上下のパネルには3mm厚のアルミニウムを使用し、剛性を向上。外部振動による音質への影響を抑えています。表面仕上げはサンドブラスト加工により上品かつプレミアムな質感を実現しました。
- 縦置きにも対応・・・本機は縦置きと横置きのどちらにも対応しているため、スペースが限られるデスクトップでも本格的なオーディオシステムを構築できます。縦置き時には、ねじ込み式のフットを付け替えることができます。また、本体の向きに従ってディスプレイ表示が自動的に回転します。
192 kHz / 24 bit 対応デジタル入力
テレビやCDプレーヤーなどデジタル機器を接続できる光デジタル入力を2つ、同軸デジタル入力を1つ装備しています。最大192 kHz / 24 bitのハイレゾ音源の入力に対応しています。
DSD | リニアPCM | |||
サンプリング 周波数 |
ビット長 | サンプリング 周波数 |
ビット長 | |
USB-B | 2.8/5.6/11.2MHZ | 1bit | 44.1/48/88.2/96/176.4/192/ 352.8/384kHz |
16/24/32bit |
同軸デジタル 光デジタル |
- | - | 32/44.1/48/88.2/96/176.4/192kHz | 16/24bit |
その他の特長
- サブウーハープリアウト
- DCD-50の操作もできるワイヤレスリモコン付属
- ソースダイレクト機能
- トーンコントロール機能(高音 ±8 dB、低音 ±8 dB)
- 左右バランス機能
- 3段階のディスプレイディマー
- ワイヤレスリモコン付属
- オートスタンバイ機能(30分)
- 着脱式電源コード
主な仕様 PMA-60
オーディオ特性
定格出力 | 25 W + 25 W (8Ω、1 kHz、THD 0.1 %、両チャンネル駆動)
50 W + 50 W (4Ω、1 kHz、THD 1.0 %、両チャンネル駆動) |
出力端子 | スピーカー:負荷 4~16Ω
ヘッドホン:Φ6.3mmジャック |
全高調波歪率 | 0.004 %(Digital In、定格出力、-3 dB、8Ω、1 kHz) |
S/N比 | 110 dB(Digital In、25 W、8Ω、1 kHz、IHF-A) |
入力感度 / 入力インピーダンス | AUX:0.13 V / 22 kΩ |
入出力端子
アナログ音声入力端子 | アンバランス入力×1 |
デジタル音声入力端子 | USB-B入力×1、同軸デジタル入力×1、光デジタル入力×2 |
Bluetooth部
バージョン | 3.0 |
対応プロファイル | A2DP 1.3、AVRCP 1.5 |
対応コーデック | aptX Low Latency、AAC、SBC |
周波数帯域 / 送信出力 / 最大通信範囲 | 2.4 GHz 帯域 / 最大2.5 mW(Class2) / 約10 m (見通し距離) |
総合
外形寸法(W × H × D) | 200 x 86 x 258 mm(横置き時)
80 x 206 x 258 mm(縦置き時) |
質量 | 2.7 kg |
消費電力 | 35 W |
待機電力 | 0.2 W |
付属品 | かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン(電池内蔵)、キャップ(シルバー)×4、USBケーブル、電源コード |
DENON PMA-30
主な特長 PMA-30
デザインシリーズに新しく加わったお手ごろ価格のコンパクトHi-Fiプリメインアンプ
- BTL構成Class Dパワーアンプ
- フルデジタル・プロセッシング
- マスタークロックデザイン
- 高音質ヘッドホンアンプ
- Bluetooth対応 (aptX Low Latency / AAC / SBC対応)
- 質感の高いアルミニウムパネル
- 縦置き対応
さらに詳しく
- BTL構成Class Dパワーアンプ・・・増幅回路には、両チャンネル駆動時の定格出力40W+40W(4Ω)を誇るClass Dパワーアンプを搭載。1チャンネルにつき2つのパワーアンプを使用してスピーカーをパワフルに駆動するBTL構成を採用しています。また、音質に大きな影響を与えるローパスフィルター回路には、デノンカスタムの無酸素銅(OFC)線とマンガン亜鉛コアによるインダクターとHi-Fiオーディオグレードの高音質フィルムコンデンサーを採用。温度特性に優れ、常に安定したパフォーマンスを発揮します。
- フルデジタル・プロセッシング・・・PMA-30は、デジタル入力型のClass Dアンプを搭載しているため、デジタルソースを再生する際には入力から出力までのすべての処理をデジタルドメインで行うことが可能です。これによりアナログアンプで問題になる外来ノイズの影響を排除することができ、透明感、分解能に優れた空間の描写を可能としています。
- マスタークロックデザイン・・・デジタルオーディオインターフェースの近傍に配置した超低ジッタークロックから供給されるマスタークロックでデジタルオーディオインターフェース、Class Dパワーアンプを動作させるマスタークロックデザインを採用。品質の高いマスタークロックにより各デジタル回路を正確に同期させることにより、ジッターを抑えた高品位な再生を実現しています。
- 高音質ヘッドホンアンプ搭載・・・ヘッドホンでも高音質な音楽再生を楽しめるように、スピーカー出力用パワーアンプとは別にヘッドホン出力専用アンプを搭載しました。電圧増幅段にはハイスピード、ローノイズな高速オペアンプ、出力バッファーにはディスクリート回路を採用し、ヘッドホンのパフォーマンスを十分に引き出します。また、インピーダンスの高いヘッドホンでも最適な音量が得られるように3段階のゲイン切り替え機能を搭載しています。
※ ヘッドホンのプラグを差し込むと、スピーカー端子から音が出なくなります。 - Bluetooth®対応・・・iOSデバイスやAndroidスマートフォンなどからワイヤレスで音楽が楽しめるBluetooth機能を搭載。標準オーディオコーデックのSBCに加え、より高音質なAAC、さらにQualcomm®による高音質・低遅延コーデック「aptX™ Low Latency」にも対応しているため、迫力ある音で音楽やゲームをお楽しみいただけます。最大8台の機器とペアリングできるため、お持ちのスマートフォンやPCを一度登録すれば、再生のたびにペアリングしなおす必要はありません。Bluetooth機能をオフにして音質に影響を与えるノイズを抑えることも可能です。
- 質感の高いアルミニウムパネル・・・本体上下のパネルには3mm厚のアルミニウムを使用し、剛性を向上。外部振動による音質への影響を抑えています。表面仕上げはサンドブラスト加工により上品かつプレミアムな質感を実現しました。
- 縦置きにも対応・・・本機は縦置きと横置きのどちらにも対応しているため、スペースが限られるデスクトップでも本格的なオーディオシステムを構築できます。縦置き時には、ねじ込み式のフットを付け替えることができます。また、本体の向きに従ってディスプレイ表示が自動的に回転します。
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その他の特長
- サブウーハープリアウト
- DCD-50の操作もできるワイヤレスリモコン付属
- ソースダイレクト機能
- トーンコントロール機能(高音 ±8 dB、低音 ±8 dB)
- 左右バランス機能
- 3段階のディスプレイディマー
- ワイヤレスリモコン付属
- オートスタンバイ機能(30分)
- 高音質ヘッドホンアンプ
- Bluetooth対応 (aptX Low Latency / AAC / SBC対応)
- 質感の高いアルミニウムパネル
- 縦置き対応
オーディオ特性
定格出力 | 20 W + 20 W (8Ω、1 kHz、THD 0.7 %、両チャンネル駆動) 40 W + 40 W (4Ω、1 kHz、THD 1.0 %、両チャンネル駆動) |
出力端子 | スピーカー:負荷 4~16Ω ヘッドホン:Φ6.3mmジャック |
全高調波歪率 | 0.05 %(Digital In、定格出力、-3 dB、8Ω、1 kHz) |
S/N比 | 100 dB(Digital In、25 W、8Ω、1 kHz、IHF-A) |
入力感度 / 入力インピーダンス | AUX:0.13 V / 22 kΩ |
Bluetooth部
バージョン | 3.0 |
対応プロファイル | A2DP 1.3、AVRCP 1.5 |
対応コーデック | aptX Low Latency、AAC、SBC |
周波数帯域 / 送信出力 / 最大通信範囲 | 2.4 GHz 帯域 / 最大2.5 mW(Class2) / 約10 m (見通し距離) |
総合
外形寸法(W × H × D) | 200 x 86 x 258 mm(横置き時) 80 x 206 x 258 mm(縦置き時) |
質量 | 2.7 kg |
消費電力 | 35 W |
待機電力 | 0.2 W |
付属品 | かんたんスタートガイド、取扱説明書、リモコン(電池内蔵)、キャップ(シルバー)×4 |
まとめ 最もおすすめする機種はこれ!
筆者が最もおすすめする機種は、PMA-150Hです。
PMA-150Hに関してはもはや別物と考えた方が良い程の音質と機能を誇ります。
HEOSテクノロジーを搭載し、Amazon Music HD のハイレゾストリーミングをWi-Fi対応スピーカーで再生したり、iPhone / Android のスマホからPMA-150H に飛ばして鳴らすことができます。
HEOS は、Bluetooth 接続と根本的に異なり、スマホでAmazon Music HD のハイレゾをPMA-150Hに飛ばして再生しながら、スマホで電話をしてもゲームをしても、Amazon Music HD以外の音がスピーカーから鳴ることはありません。
当然、スマホの通知音で、音楽が途切れたりしません。
サブスクリプション音楽配信サービスが当たり前になっている現状を見ると、各社がその流れに乗って対応製品を出してくるのは自然の流れです。
PMA-60 と比べて聴いた第一印象からはっきり違いが分かることから、音質面でも上位のスペックを誇り、ネットワーク機能が備わっているPMA-150Hを選べば将来的にも後悔する事は無いと思います。
第二におすすめするのが、PMA-60-SP です。
DAC搭載型プリメインアンプを買っても他にスピーカー、スピーカーケーブル(ベルデンがおすすめ)、インシュレーター(オーテクがおすすめ)やバナナプラグ(裸線が露出するのに抵抗がなければ不要)なども必要になってきます。
なので、予算が許せばPMA-150H、厳しければ発売時に比べ価格も下がってきている「PMA-60」を薦めたいと思います。
筆者は発売当初にPMA-60-SP を購入し今も使用していますが、とても満足して使っています。
PMA-30 は3万円で手に入るUSB-DAC搭載プリメインアンプの中でもかなり優秀な部類だと思います。
定格出力とインピーダンスなどのスペックを見ても、大抵のブックシェルフ型スピーカーを余裕で駆動させる実力を持っています。
惜しいのがやはりDAC性能ですね。
鳴らすスピーカーによってもかなり左右されますが、PMA-60-SP で192kHz/24bit のソースが384kHz/32bit にアップサンプリングされた音と、PMA-30-SP で192KHz/24bit の音源を聞き比べをして不足を感じなければ、コストパフォーマンスの高い「PMA-30-SP」を選択するのが賢い選択だと思います。
余った予算があるならば、その分スピーカーなどに回せますからね。