重さがわずか99gのコンパクトなMac 用 モバイルマウス「Logicool MX ANYWHERE 3」の比較レビューです。
この記事では、MX ANYWHERE 3 の使用感やMX Master 3との違いを紹介していきます。
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Logicool MX Master 3 for Mac 徹底レビュー!
この記事では、「Logicool MX MASTER 3 for Mac」 を徹底レビューします。 また、「Logicool MX MASTER 3 for Mac」の外観、使用感、機能面などを、純正 ...
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Logicool MX ANYWHERE 3 とMX MASTER 3 比較レビュー!
製品紹介
Logicool MX ANYWHERE 3 は、”ANYWHERE”というその名の通り、オフィスでも外出先でもどこでも持ち運んで使えるほどコンパクトでありながら、” Logicool MX Master 3” の機能を継承した優れたコンパクトでプレミアムなマウスです。
iPad とペアリングして、Adobe Illustrator for iPad のデザイン用途で使ったり、スプレッドシートの作成・編集をモバイルで行うのに生産性をぐっと高めてくれます。
Logicool MX Master 3 の親指ジェスチャーとサムホイールを省いた6ボタンタイプで、色は「ペイルグレイ」のみになります。
この色味はとても美しいです。
Windows を利用している人は、「MX ANYWHERE 3 ワイヤレス モバイルマウス MX1700」を選んで下さい。
カラーリングは、グラファイト、ペイルグレイ、ローズの3色です。
Logicool MX Master 3 との仕様比較
Logicool MX Master 3 と仕様を比較してみましょう。
Logicool MX ANYWHERE 3 は、MX Master 3 にあったサムホイールがなくなって「6ボタン」になりましたが、「サイドボタンを押しながらホイールを回す」ことで、水平スクロールなどが可能です。
コンパクトになったからといって、決してMX Master 3 の廉価版マウスというわけではないのです。
使う場面に合わせてどこでも持ち運んで使えるプレミアムな「フラッグシップマウス」であることは、間違いありません。
仕様比較表
Logicool MX Master 3 for Mac |
Logicool MX ANYWHERE 3 |
|
高さ |
51 mm |
34.4 mm |
幅 |
84.3 mm |
65 mm |
奥行き |
124.9 mm |
100.5 mm |
重量 |
141 g |
99 g |
カラーオプション |
スペースグレー |
ペイルグレイ |
ボタン/ジェスチャー |
7個のボタン(左/右クリック、戻る/進む、アプリの切り替え、ホイールモードシフト、ミドルクリック) スクロールホイール: あり(自動切り替え機能付き) サムホイール: あり ジェスチャ ボタン: あり |
6 個のボタン(左/右クリック、戻る/進む、ホイール モードシフト、ミドルクリック) スクロールホイール: あり(自動切り替え機能付き) 水平スクロール: あり(サイドボタンを押しながら、ホイールを回す) |
スクロール |
MagSpeed + Smartshift |
MagSpeed + Smartshift |
サムホイール |
○ |
- |
Bluetooth |
最大3台 |
最大3台 |
FLOWコントロール |
最大3台 |
最大3台 |
どこでもトラッキング |
4,000dpi センサー |
4,000dpi センサー |
Unifying |
非対応 |
非対応 |
電源 |
USB-C - C / 70日 |
USB-C - C / 70日 |
互換性 |
macOS, iPadOS |
macOS, iPadOS |
同梱物 |
USB-C - C ケーブル(約1M) |
USB-C - C ケーブル(約1M) |
価格 |
13,500円(税込み) |
10,780円(税込み) |
Logicool MX ANYWHERE 3 外観
それではこの機能美溢れる美しい製品の外観を様々な角度から見てみましょう。
無骨な感じのする「Logicool MX Master 3」に対して、「Logicool MX ANYWHERE 3」はエレガントでデザイン性が高いことから、デスク上のMac と一緒にして絵になるのは「Logicool MX ANYWHERE 3」という印象を受けました。
Logicool MX ANYWHERE 3 操作性
ホールド感
Logicool MX Master 3 を使っているので、Apple Magic Mouse 2 と似たホールド感で手が余るようなホールド感かなと思っていたのですが、実機を手にしてみて良い意味で裏切られました。
ホールドポジションがLogicool MX Master 3 を使っている時と少し変わるのですが、しっくりと手になじみます。
Logicool MX Master 3 より一回りコンパクトなサイズのですが、その割にずっしりとした重量感があり、サイドの波模様がグリップ力を高めてくれて、思った以上に手になじむのです。
他社の数千円の小型Bluetoothマウスは、チープなプラスチックの質感に加えて重量感もなく、軽すぎて安定感がなく、ホールド性が悪く、単にサイズを小さくしただけのユーザビリティ無視という印象です。
Apple Magic Mouse 2 も同様で、マウスに1万円以上払うのなら、断然こちらのマウスの方が価値があります。
また、ホールドして操作する際に、MX 3 より小型である事を感じさせないのはさすがです。
ボタン操作・スクロール
ボタン操作も快適に行え、水平スクロールも難なくこなせます。
この水平スクロール(サイドボタンを押しながらホイールを回す)という工夫には、よく考えられていると脱帽しました。
決して無理な手の形になることなく、自然にホールドしている状態でサイドボタンを押しながらホイールを回すことでできるので、本体の形状も相当考えられていると感じました。
MagSpeed電磁式ホイールの操作感がLogicool MX Master 3 と比べて進化しているような感覚がしました。
ラチェットモードのカクカク感も心地よく、フリースピンモードになったときには何の抵抗もなくすーっと回って、とても気持ちがいいのです。
MX Master 3 で慣れていると思っていましたが、これは特筆する点です。
トラッキング性能
4,000dpi センサーのトラッキング性は抜群で、透明ガラスやアクリル板の上でも問題なく操作できました。
このあたりはMX 3 との違いはなさそうです。
まとめ
持ち運びには向かないMX 3 に対し、小型でどこにでも持って行けるMX ANYWHERE 3 は、それだけで大きなアドバンテージになります。
デスクトップで使う際にもコンパクトである事を感じさせない存在感と重量感、そして筐体のデザインがモダンでスタイリッシュでエレガントな所は、Mac を使う者の心をくすぐると思います。
何よりおしゃれでかわいいフォルムをしているので、北欧デスク × Mac × MX ANYWHERE 3 の組み合わせは、相当絵になると思います。
進化したMagSpeed電磁ホイールのスピンに関しても、この機能をモバイルで享受出来ることは想像する以上のメリットになるはずです。
Logicool MX ANYWHERE 3 は、実売価格が1万円を切る価格で販売されており、Apple Magic Mouse 2 よりも高性能でありながら安価です。
また、1日中使うマウスとしても優れたホールド性・機能・重量感・操作性を持っています。
MX 3 とMX ANYWHERE 3 のどちらを選べば良いかは、価格的にそこまでの差がないので、ジェスチャボタンの有無で決めても問題ないと思います。
Logicool MX ANYWHERE 3 は、Logicool MX Master 3 を一回り小型化しただけに留まらない優れたマウスだと断言できます。
ではまた。
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