この記事ではVGP2021 金賞を受賞したおすすめのノイズキャンセリング搭載 完全ワイヤレスノイズキャンセリングイヤホンを、筆者が実際に聴いてみた感想と共に紹介します。
完全ワイヤレスイヤホンの良いところは、煩わしいケーブルがないところです。
そこにノイズキャンセリングも加わるのですから、音楽だけに没頭エクスペリエンスすることができますYO!
-
SONY WF-1000XM4 超徹底レビュー|ハイレゾマニア納得の超高音質!
今回はSONY WF-1000XM4を超徹底レビューします! 筆者は普段からiPhoneと有線イヤホンで高音質なハイレゾ音源を聴きまくる「ワイヤード信者」なのですが、そんな筆者が唸る程の超高音質完全ワ ...
続きを見る
-
完全ワイヤレスイヤホン おすすめ12選!|VGP2021金賞受賞!
この記事では、筆者も視聴して納得の完全ワイヤレスイヤホン おすすめ12選を紹介します。 VGP2021 で金賞を受賞したものだけをピックアップしているので、音質は折り紙付きですよ! また、ワイヤレスイ ...
続きを見る
-
iPhoneでも高音質で聴けるおすすめワイヤレスイヤホン7選!|VGP2020金賞受賞!
通勤やカフェなどでカジュアルに音楽を楽しみたいiPhoneユーザーにとって、ワイヤレス(Bluetooth)イヤホンは今やマストアイテムかと思います。 しかし、SBCやAACコーデックで接続することし ...
続きを見る
ノイズキャンセリング搭載 完全ワイヤレスイヤホン おすすめ5選!|VGP2021金賞受賞!
最近は「歩きスマホ」より「歩き完全ワイヤレスイヤホン」をよく見かけます。
ということで、VGP2021 金賞に輝いたノイズキャンセリング機能付き完全ワイヤレスイヤホンを紹介していきます!
-
ハイレゾ対応おすすめイヤホン24選!|VGP2021受賞!
イヤホンは無線より有線の方が断然、音質が良いです。 この記事では高音質なハイレゾ音源を聴く事が出来るスペックを持ち、管理人が実際に聴いてみた「VGP2021受賞!ハイレゾ音源を聴くおすすめイヤホン24 ...
続きを見る
-
Amazon Music Unlimited とApple Music の音質を徹底比較!
超高音質・超高解像度・ハイレゾ楽曲が聴き放題と言われる “Amazon Music Unlimited” のすごいところって分かりますか? この記事では、Amazon Music Unlimited ...
続きを見る
SENNHEISER MOMENTUM True Wireless 2
製品紹介
装着感
装着感は軽くてとても良いです。
Sennheiser MOMENTUM True Wireless2 は、見た目は風船みたいな形で不安定そうなのに、耳に入れると「ピタッ」と安定するのには驚きました。
片側6g と軽くて以外に小さかったので、耳に変な負担が掛からず、シェルが耳に当たって痛いとかもありませんでした。
装着感と音が驚くほど良かったので、友人の女性店員も上長に許可をもらって発売日に購入したとのことでした。
何よりシックで豪華なケースが格好いいですね。
音質
ドライバーに IE 800 と同等性能を誇る、新開発の” SYS7ドライバ” を搭載しており、ワイヤレスとは思えないほど空間表現力がもの凄い上手です。
ワイヤレスイヤホンで鳴らしていると思えないパワフルで深みのある低音、ディテールがはっきりした中音域、残響・反響が良い感じに残って伸びやかに消えていく高音域には驚かされました。
ワイヤード派の筆者に欲しいと思わせた、ワイヤレスイヤホンの一つです。
これは誰が聴いても「美しい音色と残響、そして音の拡がりが凄い」と言うでしょう。
音の残響・余韻のあるリアルな空間で楽器の演奏を聴いているという感じがして、音の響きが凄いのです。
普段からワイヤードでハイレゾや圧縮音源を聴いている筆者でも、納得する程の音質です(実際驚いた)。
ケーブルから解放されると楽ですね。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセル効果はとても自然で十分な働きをしてくれます。
Sennheiser MOMENTUM True Wireless 2は、遮音性の高い構造がもたらすパッシブアイソレーションと、アクティブノイズキャンセレーションを融合させることで、静寂と高音質を両立させています。
「ゼンハイザーの自然なノイズキャンセリング技術は、喧騒の中でもボリュームを大きく上げなくても音楽に没頭できて、長時間聴いても疲れにくくさせる」というメーカーのキャッチコピーは本物ですね。
誇大表現ではなかったです。
あの電気屋さんの店内放送(テーマソング)がノイキャンで消えて、聴きたい音に没頭できるほどです。
操作系
タッチコントロールをカスタマイズできるところが良いですね。
またiPhoneアプリのUI も美しく、直感的な操作ができます。
感想
ケースからして高級感が漂っています。
ケースの蓋を開けると、ジュエリーのようなイヤホン本体が顔を見せます。
そのイヤホン本体も機能美に溢れ、美しいだけではなく、しっとりとした艶やかな拡がりのある音を鳴らしてくれます。
これは新開発された IE800 相当の音質を叩き出す” SYS7ドライバ” がスピード感のある情報量の多いサウンドを聴かせてくれるからだと思います。
また、チューニングが見事で、全帯域にわたって音の繋がりがとてもなめらかで、ボリュームを絞っても低音域が消えるようなことはありませんでした。
流石です。
VGP2021 金賞受賞製品です。
仕様
【スペック】
- 寸法:76.8 x 43.8 x 34.7 mm
- USB規格:USB-C
- 電源:5 V⎓ 650 mA
- スピーカー形式:ゼンハイザー 7mm ダイナミックドライバ
- 周波数特性(マイク):100 Hz - 10 kHz
- 周波数帯域:5 - 21,000 Hz
- ノイズキャンセレーション:Single-Mic ANC
- Bluetooth バージョン:Bluetooth 5.1
- 充電時間:1.5時間(フルチャージ)/10分(1.5時間動作)
- アプリサポート:ゼンハイザー Smart Control
- 充電池仕様:ビルトインリチウムバッテリー
- 動作時間:充電ケース併用で最大28時間の音楽再生(本体のみ最大7時間)
- 対応プロファイル:A2DP, AVRCP, HSP, HFP
- コーデック:SBC, AAC, aptX™
- イヤカップ形状:インイヤー
- パッケージ寸法:(L x B x H) 170 x 115 x 45 mm
- 全高調波歪(THD + N):<0,08% (1kHz / 94dB)
- 製品保証:2年
- 本体重量:Both earbuds and charging case: 70 g
- 本体重量:Single earbud: 6 g
- 本体重量:Charging case: 58 g
【同梱物】
- MOMENTUM True Wireless 2
- 専用充電ケース
- イヤーピース(XS,S,M,L)
- USB-C -> USB-A 充電ケーブル
SONY WF-1000XM3
BCN AWARD2020, VGP2020, VGP2021 金賞・大賞 を総ナメにしたワイヤレスイヤホンです。
装着感
見た目に反して装着感はとても良いです。
今回試聴したワイヤレスイヤホンの中で1,2位を争うほどでした。
Sennheiser MOMENTUM True Wireless2 の 6 g に対して、SONY WF-1000XM3 は 8.5 g の重さとサイズの違いはありますが、耳への収まりが良いのでフィッティングは良好で、安定感もあり、付けていて安心できるのです。
WF-1000XM3 の3点支持が効いているからだと思います。
音質
このイヤホンの音質には驚きました。
同じSONY 同士という事もあって、一緒に持って来ていた「SONY IER-Z1R」 と「 Lotoo PAW S1」 を出して、WF-1000XM3と交互に聴きくらべをしたほどです。
何が凄いのかというと、イヤホンに搭載されているDSEE HX が、iPhone の圧縮音源をハイレゾ相当にアップサンプリングしてくれるのです。
確かDSEEのリリース当初は、ソニーデバイス同士(Xperiaとワイヤレスイヤホン/ヘッドホン)でないと使えないと記憶しているのですが、。
言われるがままにiPhoneとDSEE HX で試聴してみると、一聴してすぐに誰でも分かるほどに音質が良くなっているのです。
低音質な圧縮音源がLDAC を介さずに、Bluetooth で繋がったイヤホンでアップサンプリングされて「ハイレゾ相当の音質」になるとは、凄いとしか言いようがないです。
今さら感が強いのですが、これには驚きました。
流石にハイレゾと全く同じにはなりませんが、完全ワイヤレスイヤホンと圧縮音源で、ここまでのサウンドを再生できるのは優秀ですね。
Apple Music やSpotify の様な圧縮音源のサブスクを契約している人にとっては、WF-1000XM3 は救世主となり得ます。
試聴したのはこれ
Amazon Music HD のマイケル・ジャクソンのアルバム”THIS IS IT”の中に入っている”Black or White” を試聴したのですが、空間表現が凄く上手く、頭の上から音が聞こえてきました。
音質だけで言うと、Sennheiser MOMENTUM True Wireless2 と比較して良い勝負です。
これは楽曲にもよると思いますが、Sennheiser MOMENTUM True Wireless2は空間表現に優れ、SONY WF-1000XM3は音の粒子が細くて粒立ちが良く、高音域に伸びと艶があるというのが聴いてみての感想です。
この2機種は、他に比べて総合的に頭一つ抜きん出てると感じました。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセル効果は色々な意味で強力です。
人の動きに合わせてノイズキャンセルの強度が変化するのには驚きました。
動く,止まる、うるさいところへ行く、静かなところへ行くという行動に合わせて、外音取り込み具合が変化するのです。
ノイズキャンセルのお陰で音質が落ちることもないですし、電話が掛かってきてもマイク感度がとても良いのでうるさい中でも小声で通話できます。
WF-1000XM3をつけて、今さらスタバでドヤ顔しながらMac を開いても、他人の誹謗中傷が聞こえないくらいのノイキャン性能をたたき出してくれるので、実用性十分です(リスニングルームで実際にやってみた)。
音楽は作業効率を上げるエッセンスです(持論)。
操作系
クイックアテンションモードが良いですね。
急に声を掛けられても、スマートにクイックアテンションモードに切りかわるので、焦って耳から落とすリスクが減ります。
iPhoneアプリのUI が一番美しいのもWF-1000XM3でした。
感想
せっかくこんなに音が良いのに、防塵・防滴性能が無いのは残念です。
せめて日常生活防水程度は対策して欲しかったです。
ワイヤード派の筆者ですが、Sennheiser MOMENTUM True Wireless2 と同じく、サブ機としても十分使えますね。
VGP2021 金賞受賞製品です。
仕様
【ヘッドホン部】
- 型式:密閉, ダイナミック
- ドライバーユニット:6mm ドーム型(CCAWボイスコイル採用)
- 感度: -
- マグネット:ネオジウム
- コード長: -
- 入力プラグ: -
- 質量:約8.5 g×2
【ヘッドホン部(その他)】
- 電源:DC3.7V : 内蔵充電式リチウムイオン電池
- 充電時間約:1.5時間
- 充電方法:USB充電(ケース使用)
- 電池持続時間(連続音声再生時間):最大6時間(NC ON)/最大8時間(NC OFF)
- 電池持続時間(連続通話時間):最大4時間(NC ON)/最大4.5時間(NC OFF)
- 電池持続時間(待受時間):最大9時間(NC ON)/最大15時間(NC OFF)
- 周波数特性: -
【マイクロホン部】
- 型式:エレクトレットコンデンサー型
- 指向特性:全指向性有効
- 周波数帯域:50 Hz-8,000 Hz
【付属品】
- USBケーブル:USB Type-C™ ケーブル (約20cm)
- 保証書: ●
- 取扱説明書: ●
【Bluetooth】
- 通信方式:Bluetooth標準規格 Ver.5.0
- 出力:Bluetooth標準規格 Power Class 1
- 最大通信距離:見通し距離 約10m
- 使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.4000GHz-2.4835GHz)
- 対応Bluetoothプロファイル *3A2DP, AVRCP, HFP, HSP
- 対応コーデック *4SBC, AAC
- 対応コンテンツ保護SCMS-T
- 伝送帯域(A2DP)20Hz - 20,000Hz(44.1kHzサンプリング時)
Bose QuietComfort Earbuds
装着感
このイヤホンは、耳に引っ掛けるインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンです(耳穴ズボするカナル型ではない)。
以前、試聴したときには、装着したフィット感に違和感を感じていましたが、イヤピースとウイングを変えて再度装着したところ、快いフィット感が得られました。
これなら、インナーイヤーでもありですね。
音質
Apple Music とAmazon Music HDで試聴してみました。
試聴した楽曲はこれ。
今度こそはと意気込んでの試聴です。
しかし、やはりというべきか、低音域の量感と迫力は確かにあるのですが、中高音域から高音域にかけての解像度と伸びがない様に感じます。
「ヴォーカルの声がはっきり聞こえる」、「豊かな低音」、「細かい音まで聞こえる」、「分離感がある」というレビューを随所に見かけますが、「高音が出ない」というのが共通認識みたいです。
このBose はインナーイヤーイヤホンなので、カナル型イヤホンと比べてよりドライバと鼓膜までの距離がどうしても遠くなります。
筆者が思うに、ドライバの構造とチューニングが上手いため、ヘッドホンでいう「半解放(セミオープン)」の様に、低音に量感を出しながら抜けのある高音域を出して、サウンド全体の空気感を聴いている様に感じます。
ノイズキャンセリング
ノイズキャンセリングは結構効いています。
以下、メーカーからの抜粋です。
ポイント
Bose QuietComfort® Earbudsは、特許を取得したアクティブ / パッシブ両方のノイズキャンセリング技術を組み合わせることにより、ボーズ最高峰のオーバーイヤーヘッドホンのノイズキャンセリング性能をコンパクトな完全ワイヤレスのイヤホンで実現しました。
【アクティブノイズキャンセリング】
イヤホンの内側と外側に配置されたマイクが、周囲の音と耳の中の音をモニタリング。
逆位相の信号を瞬時に生成することでノイズをキャンセルして、聴きたい音だけを聴くことができます。
【パッシブノイズキャンセリング】
柔らかいイヤーノズルは耳の形状にぴったりフィットし、優しく耳を密閉するように設計されています。
空気を通さないように密閉することで、周囲のノイズが聞こえなくなり、さらにコンテンツが楽しめます。
また、しっかり密閉することは深みのある低音のためにも非常に重要。深みのある低音により、音楽やビデオにインパクトと感性が加わるからです。
【可変ノイズキャンセリングで、リスニング体験をパーソナライズ】
音楽を聴くには静かな環境が最適ですが、ときには周りの音を聞きたいこともあるでしょう。
混雑した通りを歩いているときや、空港で搭乗案内を待っているときなどです。
状況によって聞き取りたい度合いが異なるため、Bose QuietComfort® Earbudsは、ユーザーがノイズキャンセリングのレベルを選択できる独自の機能を備えています。
この機能では、周囲の音がまったく聞こえないほどのレベルからノイズキャンセリングを最小限に抑えたレベルまで、自由に調節できます。
ちょっとした会話をしたい場合は、フルトランスペアレンシーを選択。これは、まるでイヤホンを着けていないように感じる便利な機能です。コーヒーを注文したり、同僚と少しだけ話したりするときにおすすめです。
操作系
スマホアプリで出来る事は殆どありません。
シンプルと言うより、機能を省略しすぎです。
ギルティです。
その他
ハイレゾ音源を普段からワイヤードやスピーカーで聴いている人には、「SENNHEISER MOMENTUM True Wireless2」 や「SONY WF-1000XM3」 の方が合っていると思いました。
総評として既に購入した人には怒られるかもしれませんが、音は普通でノイズキャンセリングは強め、そしてアプリの完成度が低いのが残念です。
VGP2021 金賞受賞製品です。
仕様
【スペック】
寸法・重量
- イヤホン:2.6 cm (W) x 3.9 cm (H) x 2.7 cm (D) (各8.5 g)
- 充電ケース:8.9 cm W x 3.17 cm H x 5.08 cm D
- USBケーブル:30.5 cm
素材
- イヤホン: プラスチック/ゴールドメッキ/ポリマーコーティング
- イヤーチップ: シリコン
- ケース: 硬質プラスチック
バッテリー
- バッテリー持続時間: 最大6時間
- イヤホンのバッテリー充電時間: 約2時間
- 充電ケースのバッテリー充電時間: 約3時間
- クイック充電時間: 15分の充電で約2時間使用可能
- バッテリー充電方法: USB-CまたはQi規格のワイヤレス充電パッド
- バッテリータイプ(イヤホン): リチウムイオン(コイン型)
- バッテリータイプ(ケース): リチウムイオン(ポーチ型)
- バッテリー節約のための自動オン / オフ機能
マイク
- マイク数合計: 4
Bluetooth
- ワイヤレス通信距離: 最大9.144 m
- Bluetoothバージョン: 5.1
- コーデック: SBCおよびAAC
PANASONIC RZ-S50W
装着感
装着感は悪くはないです。
ただ、厚みがあるので、耳から出っ張った様に見えます。
音質
Technicsのパナというべきか、全帯域にわたってバランスの良い音を聴かせてくれます。
解像度が高く、音像、定位感もしっかり分かります。
高音域は結構伸びるので、女性ヴォーカルをよく聴く人は喜ぶと思います。
中音域は前面に出てくる感じが結構強いですが、これも曲全体のバランスを考えると「ちょうど良い」音に思えてきます。
低音域は結構粘り強いです。
肉盛りの低音域のサウンドに、伸びる高音域、音像の輪郭が明瞭に分かる中音域が上手くミックスされて一つの作品に仕上がっており、聴いていて楽しくなります。
サウンドの完成度は間違いなく本物です。
ノイズキャンセリング
普通に強いです。
操作系
アプリでできることは、結構あります。
UI も美しく直感的な操作ができます。
イコライザーもあり、自分好みの音に追い込む事ができるので面白いと思います。
感想
同時期にTechnics(パナのブランドです)の新製品が発売されたので、その影に隠れてしまっているようです。
実際、筆者もアワードが発表されるまで、このイヤホンの存在を知りませんでした。
筆者が「PANASONIC RZ-S50W」を聴いた印象は、「SENNHEISER」には負けるが、「Bose」 より良いサウンドが聴けるという感じがしました。
オールマイティーに音楽のジャンルを選ばず、アプリの完成度も高い、優秀なイヤホンです。
VGP2021 金賞受賞製品です。
仕様
【スペック】
- 再生時間:イヤホン単体/約6.5時間(ノイズキャンセリングON, AAC) / 約7.5時間(ノイズキャンセリングOFF、AAC)/充電ケース含む:約19.5時間(ノイズキャンセリングON, AAC) / 約22.5時間(ノイズキャンセリングOFF、AAC)
- 短時間充電時再生時間: 15分充電 / 約70分(ノイズキャンセリングON, AAC) / 約80分(ノイズキャンセリングOFF、AAC)
- 充電時間(25℃) イヤホン+充電ケース(同時充電):約4時間
- サイズ(W×H×D):イヤホン:約20 mm× 21 mm× 31mm / 充電ケース:約74 mm× 39 mm× 30 mm
- 質量 イヤホン:約7g(片側のみ:LR同値)
- 充電ケース:約45g
- ノイズキャンセリング機能:あり
- 専用アプリ:Panasonic Audio Connect
- 防水性能:IPX相当(イヤホン部のみ)
- Bluetooth®対応コーデック/バージョン:SBC、AAC / Ver.5.0
【付属品】
- USB充電ケーブル:約0.5m(入力:USB A形状、出力:Type-C形状)
- イヤーピース:S、M、L、XL 各2個(Mはイヤホンに装着)
AUDIO-TECHNICA ATH-CKR70TW
装着感
装着感は良いです。
耳の中で自然と安定するポジションにサクッと収まります。
片側5g ととても軽いので、フィッティングも軽妙です。
音質
これまで聴いてきたイヤホンの中で、フラットなサウンドを鳴らすのがこの「ATH-CKR70TW」だと思います。
ナチュラルな音で色づけのないサウンドは、このイヤホンの中音域に色濃く表れます。
ヴォーカルの喉を震わせる歌声や、奏者の微妙なニュアンスを感じ取ることができます。
低音域はややタイトな感じがしますが、量感もしっかりあります。
高音域は素直で綺麗な音がしますね。
流石オーテクです。
ノイズキャンセリング
★★★☆☆ といったところでしょうか。
ノイズキャンセリングをONにしてもサウンドの質が変化することがないのは、美点です。
かといってノイキャンが弱くて、余計なノイズが聞こえる訳でもありません。
遮音性が以外に高いので、十分な仕事をしてくれます。
操作系
オーディオテクニカの「Connect」アプリで、自分好みのサウンドに追い込むことができます。
UI も美しくて直感的に操作できるので、優秀です。
感想
イヤホンはもちろんのこと、アプリの操作性や機能面も考慮すると、ハイエンドに勝るとも劣らない高い完成度のイヤホンだと思います。
驚いたのが検知機能が備わっており、音楽を再生している状態で片側のイヤホンを外すと、再生がストップするのです。
他にもアプリでできることが沢山あるので、イヤホン単体で善し悪しを判断するのではなく、充電ケースやアプリも含めて、トータルバランスに優れた優秀なイヤホンだと思います。
音質は、期待通りのサウンドに追い込めるので、これもGood です。
VGP2021 金賞受賞製品です。
仕様
【スペック】
ヘッドホン部
- 型式:ダイナミック型ドライバーφ5.8mm
- 出力音圧レベル:100dB/mW
- 再生周波数帯域:20~25,000Hz
- インピーダンス:16Ω
マイクロホン部
- 型式:MEMS型
- 指向特性:全指向性
- 感度:−38dB(1V/Pa,at1kHz)
- 周波数帯域:100~10,000Hz
通信仕様
- 通信方式:Bluetooth標準規格Ver.5.0準拠
- 最大通信距離:見通しの良い状態で10m以内
- 使用周波数帯域:2.4GHz帯(2.402~2.480GHz)
- 変調方式:FHSS
- 対応Bluetoothブロファイル:A2DP、AVRCP、HFP
- 対応コーデック:Qualcomm® aptX™ audio、AAC、SBC
- 対応コンテンツ保護:SCMS-T方式
- 伝送帯域:20~20,000Hz
その他
- 電源イヤホン:DC3.7V リチウムイオン電池(内蔵式)
- 充電ケース::DC3.7V リチウムイオン電池(内蔵式)
- 充電時間 :イヤホン:約1.5時間/充電ケース:約2時間
- 使用可能時間:連続通信(音楽再生時):最大約7時間(イヤホン)、
- 最大約20時間(充電ケース併用時)
質量
- イヤホン:約5.0g(L側)、約5.0g(R側)
- 充電ケース:約43g
- 防滴仕様
- IPX4(イヤホン本体のみ)
- 使用温度範囲
- 5~40℃
付属品
- 30cm 充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)、イヤピース(XS,S,M,L)
- 別売:交換イヤピース ER-TW1
まとめ
この記事ではVGP2021 金賞を受賞したノイズキャンセリング機能付きの完全ワイヤレスイヤホン(TWS) を紹介しました。
もう1位と2位は、不動ですね。
個人的には「beyerdynamic」が参戦したら面白いのに、と思っています(beyerdynamic に完全ワイヤレスイヤホンは無い)。
今回はここまで。